足場のプロフェッショナル集団。京都、奈良の足場ならお任せください。

NEWSニュース

転んだら何でもイイから掴んで起き上がること。

 

新年あけましておめでとうございます

本年もどうぞよろしくお願い申し上げます

 

好きな表現がある。

「転んだら何でもイイから掴んで起き上がること。」

ネガティブなままでは終わらせない意味。

 

昨年末、こちらのミスにより

このタヌキの右手を負傷させてしまった。

 

 

縁起物のたぬき

右手を負傷したタヌキは

新しいタヌキと交換となり

負傷したタヌキはうちで引き取ることになった。

 

 

先方さんにはとても申し訳ない。

縁起物のタヌキを破損させたこと、

お手間と気分を思うと申し訳ない。

 

その先方さんの気持ちをくみ取ってか、

スタッフたちは大切に連れて帰ってきてくれたのだ。

 

不謹慎だけど、私はそのスタッフたちの気持ちに

とても感動した。

 

先方さんのお宅で大切にされていたタヌキだから。

 

 

スタッフたちは帰ってくるなり

 

「三人乗りのトラックにタヌキ乗せたら四人やで。

三人でもギューギューで乗ってるのに、

タヌキの席あらへんから膝に乗せて帰ってきたで。」

 

抱っこされて連れて来られたタヌキ

負傷した手はちゃんとコーキングで手当されていた。

置物だから、破損しているからって荷台に積まず

お膝に乗せて四人で帰ってきてくれた。

 

めちゃ(笑)(笑)

 

ややこしそうな(笑)

建設業丸出しの顔した(笑)

関わりたくない感じ(笑)の

スタッフたち三人が

トラックでギューギューになって帰ってきた。

 

 

正直なところ

うちのミスで負傷させてしまったタヌキだから

処分しようと思っていた。

でも、なぜだか処分できなかった。

 

日に日にそのタヌキが愛おしくなり

社長も「無理に処分せずに置いとたら」と言ってくれて。

 

実は社長もまた、そのタヌキに心を奪われていた。

 

ある人にその話をしたら

素晴らしいスタッフさんたちだと

とても褒めてくれた。

スタッフたちの優しさがそのタヌキから感じると。

 

私もそう思う。

 

だからなんだ。

そのタヌキはスタッフたちに新しい命を吹き込まれていた。

 

今、タヌキは事務所に上がる階段の下で

受付タヌキとして藤山工業の一員となっている。

 

タヌキを見るたびに

プッと(笑)なると共に

心が温かくなる。

 

二度と起こしてはならないミスだ。

転んで掴んだらスタッフの優しさとタヌキだった。

 

これからこのタヌキに救われる気がしてならない。

 

 

藤山工業へお越しの際はぜひ

このタヌキと会話してみて下さい。

 

何か感じると思います。

 

ニュース一覧

pagetop

このページの先頭へ